高畠ワイナリー(山形県高畠町)


【特徴】
高畠産の葡萄を醸した一流ワインを造る
【住所】
山形県東置賜郡高畠町大字糠野目2700-1
【日付】
2010年10月
【駐車場】
4つある。全部で100台くらいか
【遊具】
無し
【トイレ】
あり。清潔




【レポート】
 高畠ワイナリーは、地元産のブドウを材料にワインを作っています。辛口も甘口も、味の軽いものから重いものまで、ワインもシャンパンも、結構な種類のワインです。同社のシャンパンを義父がウマイウマイと飲んでいたのを飲ませてもらうと、確かにウマイ。おフランスシャンパンのような味わいです。
 他にも、ジャム、ヨーグルトソースなんかを作っていて、首都圏にいても購入可能です。
 公式サイトによると、従業員は約30名。これだけの人数で、どうやってこんなに多種類の商品を作ることができるのか、不思議でなりませんが、たまたま同地を観光していた人が喋っていたのを耳にしたところによると、コカコーラ社の傘下にあるとのこと。想像ですが、製造能力の高さは、同社の影響があるのかもしれません。


 駐車場は広いです。観光バスは結構来てるんですけど、それでも余裕があります。2週間前に収穫祭をやっていたそうで、日曜日といえども、収穫祭以外の日は駐車場も空いているみたいです。
 高畠ワイナリー正面。


 ワイナリーの向かい側に、出店が出ています。芋煮、米沢牛の串焼き、ワインソフトクリームや、日替わりスパゲティといった軽食、等など。それにしてもアルコール類が見当たらないような。。。

 出店の隣に、ブドウ畑。


 ワイナリーの建物内部で、ワインの製造過程を紹介しています。無料です。個人の時は自由見学。団体の場合は案内者をつけてもらえるそうです。先ほどの、見知らぬ観光客によると、この紹介の仕方もコカコーラ社の製造過程紹介とそっくりなのだそうで。。。
 以下は、瓶詰め・瓶詰めの過程。なんでも自動でできるもんですね〜。

ワインの製造・貯蔵の様子。

売店地下の貯蔵庫



 売店。それなりの大きさ。ワインだけでなく、ゼリー、ジャム、酒のつまみも売ってます。ボトル栓も、かわいらしいのがありました(長女へのお土産は、それにしました。机に飾って喜んでます)。
 ワインは無料試飲があります。試飲用ボトルに飲みたい銘柄が見つからないときは、店員さんに言えば出してもらえます。が、客が多いときは言いづらいですね。客の多寡は、観光バスの来店に大きく影響されてます。バスが去ると、さっきまでの喧騒が「あれ?」というくらい静かになってビックリします。


 色々選んで悩んだ挙句、白ワインを買いました。その名も「前田慶次」。マンガ「花の慶次」の主人公。前田利家の甥ですが、カブキ者として有名で、前田家を出奔して米沢上杉家の家来になった人物です。
 ワインの名前としては変わっているので、持って帰って皆で笑おうと思って買いました。

 辛口。しっかりした味です。真面目なワインです。変わった名前にして損するのではなかろうか、と、いらない危惧をしてしまいました。




【評価】
アクセス:5/5点(車道も駐車場も広い。徒歩では高畠駅から20分)
散歩に向いているか:4/5点(むしろ車では来たくないですな)
子供と遊べるか:1/5点(大人の社会見学です)
総合評価:4/5点(ワインそのものが良い、というのが決定的)




【他サイトでの紹介】
高畠ワイナリー直営オンラインショップ
ワイナリーは、見るより買うべきでしょうな。個人的には、「嘉」というシャンパンの白がお奨めです。