京都タワー(京都府京都市下京区)


【特徴】
京都駅から徒歩で行ける観光名所
【住所】
京都市下京区烏丸七条下ル(JR京都駅正面)
【日付】
2010年1月
【駐車場】
東洞院通沿いにあり(京都タワー公式サイト参照)
【遊具】
無し(リニューアルして、子供っぽさが少なくなりました)
【トイレ】
有り


【レポート】
 昔は修学旅行生か、お子様連れが行くところ、という偏見があったんですがね〜。久しぶりに行ってみたらすごく楽しかった。また行きます。


 展望の良さは感動します。東山、北山、衣笠、淀、、ようするに、京都盆地の中が一望にできます。高層ビルが少ないから、隅々まで見えるんです。(無責任なよそ者として、その辺の細かい事情を無視するなら)京都の建築物は高さ制限を強制して欲しいな〜、その方が京都が美しく見える、などと、そんな感想を持ってしまうくらい、全て見えます。

タワー北側、上写真に写っている大きな白い建物は、東だか西だかの、本願寺の瓦屋根修理施設。
あの大きな本願寺が、あの建物の中にスッポリ隠れています。
もう随分長いこと、本願寺のお姿を見ていません。

下の写真は、タワー南側、京都駅。建て替わって、随分大きく、おしゃれな駅になりました。

 展望台内は、望遠鏡が無料で見放題なのも的確。望遠鏡の数も多いので、望遠鏡待ち行列でストレスなんてこともありません。背の小さいお子さんには、踏み台もご用意してございます。
 東京タワーほど展望台が広いわけではなく、また、見る以外に何があるわけでもないので、見物は30分くらいです。エレベータでタワーを下りると、京都タワーのマスコットキャラクター、たわわちゃんのお出迎えです。

 最初見たときは「なんじゃこら」だったのですが、繰り返し見ていると愛着が湧いてきて、チュッパチャップスなんかあげたくなるから不思議。


 昔はこの辺りに、古くてベタな京都観光案内やら、ゲームやらがあったように思うのですが、それらが無くなって、スッキリしました。それはそれで良いのですが、最近は京都全体のおしゃれ度がアップして小綺麗になり、ベタな京都案内が姿を消しつつあります。テナントやら、意味不明なライターやら、京都に関係なさそうなキーホルダーやら、あか抜けない饅頭を売る、あか抜けない土産屋やら、そういったものです(乱暴にまとめて「昭和京都」と定義します)。
 そんなのばかりだと「あか抜けない京都」というイメージが定着して旅行客が遠のくでしょうが、「昭和京都」に狎れている自分としては、全く無いのも寂しい。懐かしい「昭和京都」よ戻っておいでー(涙)、と思ったら、タワー1階(タワービル1階というのか)が「昭和京都」満載でした。
 個人的には、京都駅ビルのハイセンスおみやげよりも、この「昭和京都」でおみやげを選ぶのをお勧めします。京都の外の人って、案外この「昭和京都」的イメージをお土産に期待してたりするものですから。


 新幹線で京都駅を下りて、地下鉄方面出口を目印に改札を出れば京都駅地下街の入り口がすぐ。地下街をひたすら北に上がってずっと行くと、「タワービルへの出口がここだよ」という案内が(小さく)出ています。
 地下街コインロッカーで荷物を預ければ、身軽になってタワーに上れます。京都駅から近いし、タワービルの向かいは京都のあちこちに行けるバス停があるし、京都旅行の最初にタワーに立ち寄るのも、すごく効率良いと思います。子供連れの場合は、お寺よりも京都タワーの方が印象に残りますし。。。おひとついかがですか?



【評価】
アクセス:5/5点(JR京都駅から歩いて行けるのは大きい)
散歩に向いているか:4/5点(家族5人で展望料金2,500円也)
子供と遊べるか:4/5点(展望台の望遠鏡が全て無料。子供も見放題)
総合評価:5/5点(手軽で、四季折々の京都を一望でき、何度来ても飽きない)
【他サイトでの紹介】
京都タワー公式サイト